おはようございます。

現在は5カ国目台湾に来ておりますフィリピンから台湾に来ると安心感がハンパないです。。。

フィリピンは初日からカルチャーショックを受けました。

空港からタクシーでホテルに向かっていると、

交差点に停車している車にうちの子ぐらいの7〜8歳ぐらいの少年が

「money , money」と車に声を掛けてきました。

いわゆる「ストリートチルドレン」です。

そして、小銭を受け取り次の車へ。ついに昨日タクシーに乗ろうとしていると、

私達の元にも姉弟が手を差し出してきました。

しかも、うちの子ども達と同じ年齢くらいの子ども達。

妻はお金ではなくお菓子を渡してタクシーに乗り込むと泣いていました…。
他の日には、セブ島のナイトマーケットに着いて僕が入り口で写真を撮っていると、

少女に「please,please」と声を掛けられました。

「飢えているときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか」

孔子の格言で

「飢えているときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか」
「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」

僕は後者でありたい。

さらには釣り方の前に釣竿(知識)の作り方を教えてあげたい。

長期的な視点を持って根本的な部分を改善しなければ、子供達は救われない。

しかし、僕の妻のように今すぐ何かを与えたい気持ちもわかります。

「ストリートチルドレン」のように産まれた瞬間から貧困スタートというのは、子供たちのせいではありません。

言葉を選ばずに言えば、どんな理由があるにしろ親のせいです。

上の格言のように「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えるべきだ」と言われることがありますが、

今現在の状況を短期的に改善するだけでは意味がなく、本当に問題を改善したいのであれば、

長期的な視点を持って根本的な部分を改善しなければ意味がない、という主張を表すものです。

ただ魚ではなく、お金に関して言えば、日本に生まれて何不自由もなく育ててもらって、

「お金がない」というのはほとんどの場合本人の自己責任によるものが大きく影響します。

会社でのアルバイトでも真面目に働いてさえいれば、

生きていく上の収入を得ながら生活していくことは難しくないはずです。

それにも関わらず、お金がないと叫んでいる人が僕の周りにもよくいます。

それはもっと根本的な個人のメンタルの問題なのではないかと思っています。

つまり、こうした人に対しては魚を与えても、釣り方を教えても意味がない人たちです。

教えるべきはもっと根本にある釣竿の作り方が先になってきます。

現代では生き方や人生を考える上で、人間化関係よりも大切なのは技術や知識といった部分です。

こういうと語弊があるかもしれませんが、では乞食の人と人間関係を築けますか？

しかし、乞食の人も知識やスキルがあればどんな状況であってもゼロから食べていくことは可能です。

知識やスキルというものは、持っていればいるほど人生において有利に働いてきます。

突出した知識やスキルがあるだけで、ある程度の成功を手にすることも珍しくありません。

つまり、生きるのに食べていくのに役立つ知識やスキルがあれば、人はそれなりに豊かに生きていけるのです。

もし今ゼロのスタートにいても可能です。

しかし、さらに突き詰めて考えてみると、魚の釣り方を知っているだけでも人生を生き抜くことは難しいです。

ではなぜ乞食になったのでしょうか？

冒頭にお話ししたように生まれた瞬間からストリートチルドレンという現状であればわかりますが、

日本で生まれて大人になってから乞食になってしまった人に魚の釣り方だけを教えても、

おそらく一時的なものでまた元の状態に戻ってしまいます。

魚の釣り方を知っていても、また元に戻るのであれば無意味です。

そのため、「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」ではなく、

「釣り竿の作り方を教えよ」

という考え方が本質的なのではないでしょうか。

その答えは「メンタル」です。

現代の日本でお金がない人というのは知識が足りないだけでなく、

人生に対するモチベーションが低かったり、そもそものメンタルが弱い人がとても多いと思っています。

そうした人にいくら魚の釣り方を教えても、実際に釣ろうとしないのです。

まずは魚を釣りための釣竿（メンタル）に当たるあなた自身を作っていかないことには、

いくら釣り方を知っていてもまた振り出しに戻ってしまうわけです。

他にも、ダイエットして痩せたくてプロのパーソナルトレーナーから教えてもらったとしても、

一時的に痩せたとしてもまたリバウンドしてしまいます。

もっとも効率的で効果的でベストな方法を知っていたとしても、

結果を出してそれを維持できるかは本人のメンタルが大きく影響してきます。

伴走してくれる人がいなくなった後も自己規律を保てるかどうかが大切です。

何度も繰り返しますが、釣り竿を作ったりそれを自由自在に使えるようになるためには、

まずはメンタルと共に人生に対するモチベーションを高めることが重要です。

人生に対するモチベーションは主に精神面が関係し、メンタルを鍛えることで高められます。

挑戦する、行動を起こす、もっとも重要になるのは本人のメンタルです。

状況や環境を変えたいのであれば、自発的に行動を起こすだけの勇気が必要です。

（最後に）人生を変えたいなら、まずはメンタル

結局のところ、結果を残している人とそうでない人の違いというのは、

それぞれに宿っているメンタルが安定しているかどうかという問題が大きく影響します。

メンタルの安定とは、失敗や挫折を恐れない勇気を持ち、

逆境も自分の行動次第で変えられると信じることです。

加えて向上心と好奇心を常に持っていることが大切です。

こうしたメンタルを持っている人は、釣竿に当たる知識やスキルを最大限活用することができ、

実際に釣り竿を使用して大きな結果を出すことが可能です。

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【現在海外移住準備中】2024年に家族4人ポルトガル移住を目指しています

名古屋→妻の故郷沖縄で14年生活後、安定した日常を離れ、教育移住を目的に海外へ移住します

現在はアジア旅中（現在地は４カ国目フィリピン）

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