仕事・スポーツ症例
☆ゴールデンエイジ☆
こんにちは!
最近小学生の患者さんが来院しているのですが、ゴールデンエイジという言葉を聞いたことありますか?
ゴールデンエイジとは、
主に小学生にあたる子供たちを指し、運動神経はこの時期にほぼ全て形成されるため、
「
黄金期
」と言われています。それは、動きを頭で理解してから体に伝えるのではなく、見たまま感じたままのイメージに従って体全体で技術を吸収していく特別な時期だからです。
あらゆる物事を短時間で吸収できる時期であり、この時期の運動への取り組み方は将来に大きく影響します。つまり、大人になったときの運動神経とは、ゴールデンエイジの時期に作られているのです。

左の図で注目していただきたいのは、青い点線で表された「神経系」です。神経系統は生まれてから 5歳頃までに80%の成長を遂げ、12歳でほぼ100%になります。神経系は一度その経路が出来上がるとなかなか消えません。例えば、いったん自転車に乗れるようになると何年間か乗らずにいても再びスムーズに乗ることができます。
①プレゴールデンエイジ(3歳~9歳)
上図の左側、ジュニア期は、「神経系」が著しく発達する時期であり、年齢が低ければ低いほど「運動神経」を発達させるのに有効的です。就学前の子供には、「何かをさせる」というよりも「遊び」だけで十分なのです。ただ子供がしたい運動をさせてあげることで、運動神経が勝手に発達していく時期です。
小学校低学年の時期は神経系の発達段階であり、体内に様々な神経回路が次々と張り巡らされる大切な時期です。運動能力やバランス感覚の基礎は、この年代に作られています。
しかし、この時期の子供達は集中力が長続きしないため、色々な運動を経験させ、飽きさせずに「体を動かす楽しさ」を感じてもらうことが大切なのです。
② ゴールデンエイジ(10歳~12歳)
上図中央、神経系の発達が完成に近づき、成人の水準にほぼ達する時期となります。動きを頭で理解して体に伝えるのではなく、見たまま感じたままのイメージに従って体全体で技術を吸収していく
特別な時期です。この時期にはプロが見せるような高度なテクニックも身に付けることが可能であり、脳が学習したものはその後も忘れることはありません。
③ ポストゴールデンエイジ(13歳以降)
上図右側、中学生の年代にあたります。この時期は心肺機能の向上と共に、筋・骨格が急速に伸び、体のバランスが今までとは異なってきます。そのために感覚が狂い、習得した技術が一時的にできなくなったり、上達に時間がかかったりします。この時期には、新しい技術の習得よりも、今まで身に付けた技術を実戦状況下でも発揮できるようなプログラムが重要になります。
その為、一生の内に一番神経系統が発達する①と②の時期に怪我して休むことは非常にもったいないことだと思います。
ここ最近、踵の痛みで小学5年生のバスケットボール選手が治療に来ています。
正にゴールデンエイジ
整形外科で成長痛の一種「シーバー病」と診断を受け、休むことを勧められていましたが、本人は試合が近いため休まずに練習したいとのことでした。それから週1度5回診させて頂き、現在痛みなくプレイ出来るようになっております。
一般的には、休むことを勧められることが多いかと思いますが、成長期に成長痛を抱える選手・抱えない選手がいることを考えると普段の姿勢や身体の使い方が原因の一つに考えられるかと思います。
いつも教えた運動をとても熱心に頑張ってくれていました
そして、先週末に試合前のメンテナンスに来院。

ナイススマイルですね
スポーツ選手が一日でも早く痛みなくプレイできるよう頑張ります

<ホームページ>
http://up-life16.com
予約電話 098-943-6360
予約E-mail uplife2014@gmail.com
最近小学生の患者さんが来院しているのですが、ゴールデンエイジという言葉を聞いたことありますか?
ゴールデンエイジとは、
主に小学生にあたる子供たちを指し、運動神経はこの時期にほぼ全て形成されるため、
「


あらゆる物事を短時間で吸収できる時期であり、この時期の運動への取り組み方は将来に大きく影響します。つまり、大人になったときの運動神経とは、ゴールデンエイジの時期に作られているのです。

左の図で注目していただきたいのは、青い点線で表された「神経系」です。神経系統は生まれてから 5歳頃までに80%の成長を遂げ、12歳でほぼ100%になります。神経系は一度その経路が出来上がるとなかなか消えません。例えば、いったん自転車に乗れるようになると何年間か乗らずにいても再びスムーズに乗ることができます。
①プレゴールデンエイジ(3歳~9歳)
上図の左側、ジュニア期は、「神経系」が著しく発達する時期であり、年齢が低ければ低いほど「運動神経」を発達させるのに有効的です。就学前の子供には、「何かをさせる」というよりも「遊び」だけで十分なのです。ただ子供がしたい運動をさせてあげることで、運動神経が勝手に発達していく時期です。
小学校低学年の時期は神経系の発達段階であり、体内に様々な神経回路が次々と張り巡らされる大切な時期です。運動能力やバランス感覚の基礎は、この年代に作られています。
しかし、この時期の子供達は集中力が長続きしないため、色々な運動を経験させ、飽きさせずに「体を動かす楽しさ」を感じてもらうことが大切なのです。
② ゴールデンエイジ(10歳~12歳)
上図中央、神経系の発達が完成に近づき、成人の水準にほぼ達する時期となります。動きを頭で理解して体に伝えるのではなく、見たまま感じたままのイメージに従って体全体で技術を吸収していく
特別な時期です。この時期にはプロが見せるような高度なテクニックも身に付けることが可能であり、脳が学習したものはその後も忘れることはありません。
③ ポストゴールデンエイジ(13歳以降)
上図右側、中学生の年代にあたります。この時期は心肺機能の向上と共に、筋・骨格が急速に伸び、体のバランスが今までとは異なってきます。そのために感覚が狂い、習得した技術が一時的にできなくなったり、上達に時間がかかったりします。この時期には、新しい技術の習得よりも、今まで身に付けた技術を実戦状況下でも発揮できるようなプログラムが重要になります。
その為、一生の内に一番神経系統が発達する①と②の時期に怪我して休むことは非常にもったいないことだと思います。
ここ最近、踵の痛みで小学5年生のバスケットボール選手が治療に来ています。
正にゴールデンエイジ

整形外科で成長痛の一種「シーバー病」と診断を受け、休むことを勧められていましたが、本人は試合が近いため休まずに練習したいとのことでした。それから週1度5回診させて頂き、現在痛みなくプレイ出来るようになっております。
一般的には、休むことを勧められることが多いかと思いますが、成長期に成長痛を抱える選手・抱えない選手がいることを考えると普段の姿勢や身体の使い方が原因の一つに考えられるかと思います。
いつも教えた運動をとても熱心に頑張ってくれていました

そして、先週末に試合前のメンテナンスに来院。

ナイススマイルですね

スポーツ選手が一日でも早く痛みなくプレイできるよう頑張ります


<ホームページ>
http://up-life16.com
予約電話 098-943-6360
予約E-mail uplife2014@gmail.com